再び毎朝のジム通いが習慣になっている。
この時期にそうしたのは、ルーティンのアップデートと「このクソ寒い時期に朝一番のジムに毎日行ければ、どの季節でもいける」からである。

ジムに入ると、入口には「手を差し出すと検温と同時にアルコールがシュッッと出てくる機械」がお出迎え。今日も元気にご挨拶(シュッッ)。

温度計を見ると目を疑う表示。

体温たっっっか。アッツアツ。アツザワ。
しかし「手を差し出すと検温と同時にアルコールがシュッッと出てくる機械」さんは言い放つ。

「温度は正常です」

「いやアナタが異常です」と言いたくなるほど落ち着いたAIレディーのボイス。
「100度から高熱扱いなのかな?」とか思ったりしたのもつかの間、そこは持ち前のITボーイらしさで「デジタル表示のよくあるバグってるやーつね」と自己処理。

↓要するにホントはこうだけど、3の左上の縦棒がバグっててずっと表示されちゃってるパティーンね、と。

信じて疑わずにその後も体温計は96.5を毎日表示し続け、機械さんは「温度は正常です」と言い続けた。
(毎日全く同じ体温なのもスゴイと思いつつ)

そして今朝も同じように両手をかざす。表示は96.5。そしてお決まりの「温度は正常です」の一言。
しかし今日は見逃さなかった。右端に表示されている「F」の文字。

とどのつまり、摂氏(℃)ではなく華氏(℉)表記だったのであーる。

後ほど調べてみると華氏96.5度は摂氏に変換すると約35.8℃。
逆に低い。私はアツザワじゃなくヒエザワだった。

そんなことを思いながら明日ジムに行った際には機械さんにこうやって謝ろうと心に誓った。

「アナタも正常です」