かくして新横浜LiTでの再起動は無事に完了した。

岡山たくと、共演のマイアベレージ、新横浜LiT関係者に大きな拍手を、そしてご来場下さった皆様と配信をご覧いただいた皆様に大きな感謝を送りたい。
投げ銭も数々頂いた。野暮な話だが、現在タキザワの演者活動としての収入源はここだけなので本当に有難い。

この日関係者からの感想として印象深かったのは、
「音楽の情報量が多すぎて脳細胞が腫れた」「1曲目(再起動)は国歌斉唱みたい」という小山氏からの2つの一言。
これは彼からの最大の賛辞だ。10年以上の付き合いがあるので分かる。
ライブを見て細胞を腫らす、なんてエモい夜なんだ。

意思決定において、世の中はまだ迷子だらけの状態になっている。
しかし、大切な何かを守るべく慎重に着実に前へ進もうとしている場所があることをこの日実感した。

そろそろ「多数派=正しい」という考えはもう止めにしないか?
自分で調べ、自分で判断し、自分で動く。
今は、ただ闇雲に「何もしない」という選択を取ることがかえって危険だというフェーズに差し掛かっている気がする。

実際に客入れをしてライブをやることは、世の中的にはまだリスキーだと言われる。
ましてや、以前からライブを減らして配信を増やしていた私が、あえてこの時期に実際のライブをやろうとした理由は何か。

それは「表現」の一言に全て集約される。